男性ヴォーカル陣、非常に元気であった年だ。前年末のソロ(Solo)のデビューもあり、引き続きニュー・クラシック・ソウルがシーンを覆っていた。マックスウェル(Maxwell)、エリック・べネイ(Eric Benét)、トニー・リッチ(Tony Rich)がデビューする。テヴィン・キャンベル(Tevin Campbell)の作品でもその傾向を確認することが出来る。
また、アイズレー・ブラザーズ(The Isley Brothers)、キース・スウェット(Keith Sweat)、トニー・トニー・トニー(Tony Toni Toné)などが完成度の高い作品を発表。ニュー・エディション(New Edition)はリユニオンを果たし、カーティス・メイフィールド(Curtis Mayfield)は病床で録音した新作をリリースし、プリンス(Prince)はワーナーを離れて自由を手に入れるなど、とにかく男性の活躍が目立つ。
ヒップホップ界では、2パック(2Pac)が殺害[翌年にはビギー(The Notorious B.I.G.)も!]され、やや落ち込んだ時期に入る。
(2005.11.25)
-1996年にリリースされた作品-
/ ERIC BENET
/ KEITH SWEAT
/ MAXWELL
『Mission To Please』
/ THE ISLEY BROTHERS
feat.RONALD ISLEY
/ SWV
/ MESHELL NDEGEOCELLO
/ DRU HILL
/ BLACKSTREET
『Live At The Jazz Cafe,London』
/ D’ANGELO
/ JOHNNY GILL
/ TEVIN CAMPBELL
/ RENAIZZANCE
/ TONY TONI TONE
/ ART N' SOUL
/ Ⅱ D EXTREME
/ NAIS
/ INCOGNITO
『The Day』
/ BABYFACE
『More...』
/ MONTELL JORDAN
『Jesse Powell』
/ JESSE POWELL
『Celetia』
/ CELETIA
/ MINT CONDITION
『Case』
/ CASE
『Personal』
/ MEN OF VIZION
/ QUINDON TARVER
/ TROI
/ RODNEY MANNSFIELD
/ SA DEUCE
『XTC』
/ ANTHONY HAMILTON
/ KLOCKWERK
/ MIKKI BLEU