80年代末はシーンが大きく変貌していく過渡期である。82年頃からダンス・シーンでは打ち込みが中心となっていき、中期には行き詰まりをみせる。そこで徐々に歌に重心を置いた、クワイエット・ストームが人気をはくすようになる。
この年は、チャプター8(Chapter)のヴォーカリストだったアニター・ベイカー(Anita Baker)が前年の「Sweet Love」に引き続きヒット、デビュー曲がヒットしたレジーナ・ベル(Regina Belle)などの女性が活躍している。
ニュー・ジャック・スウィングが形をみせたキース・スウェット(Keith Sweat)「I Want Her」がリリースされたのもこの年で、徐々にヒップホップとの距離を近づけていく。
(2005.11.25)
-1987年にリリースされた作品-
/ SHERRICK
/ GARRY GLENN
/ KEITH SWEAT
/ ANGELA WINBUSH
/ LEVERT
『Smooth Sailin'』
/ THE ISLEY BROTHERS
『Love Changes』
/ KASHIF
『Lovers』
/ BABYFACE
『Glenn Jones』
/ GLENN JONES
『Let Me Touch You』
/ THE O'JAYS
『Superbad』
/ CHRIS JASPER
『Body』
/ BODY
『G.T.O.』
/ ORAN JUICE JONES