1. CHUCKII BOOKER
  2. artist
  3. privatesoulmusic

CHUCKII BOOKER

chuckii_booker

Biography

1966年(62年、64年の説もあり)LA生まれ。母と祖母が音楽人であった影響をうけ、小さな頃からドラムを叩いていた。10歳にしてピアニストの母から鍵盤の教えを受け、12歳でギターをマスター。サラブレッドとして、音楽教育が成されていった。

それに反発したのか、その後グラフィック・アートに没頭。ようやく音楽の世界に戻ってきたのは16歳の頃だという。ファンクやゴスペルなどのグループに所属して活動していた。

チャッキーの母は、バリー・ホワイト(Barry White)の2番目の妻:ゴールデン(Glodean James)の親友であったことから、84年発表のバリーのアルバムに参加することになる。しかし、このアルバムはお蔵入りとなってしまい、プロとしてのデビューは待たされることとなった。

ところが、すぐにチャンスは訪れる。親友であったレックス・サラス(Rex Salas)が、所属していたバンド・ティース(TEASE)を脱退することになり、キーボード奏者を探していたのだ。そのままバンドに参加。2nd、3rdと約3年間在籍した。

その後、ジェラルド・アルブライド(Gerald Albright)のアルバムに参加したことをきっかけにソロデビュー。1stからは「Turned Away」、2ndからは「Games」がそれぞれR&Bチャートを征した。

彼はプロデュース業のほうも多忙だった。ニュージャック・ブームだったこともあり、引く手あまた。トゥループ(Troop)、CJアンソニー(CJ.Anthony)、レイラ・ハサウェイ(LalahHathaway)、コミッションド(Commissioned)、アンジェラ・ウィンブッシュ(Angela Winbush)…。その中でも、彼を出世させたのは、ジャネット・ジャクソン(Janet Jackson)であろう。彼女は“リズム・ネイション・ツアー”に、チャッキーを同行させ、ミュージック・ディレクターとして起用した。知名度も上がり、音的にも、独特のハネにポップ感を織り交ぜたメロディーは大衆を挑発した。1999年には、フェイス・エヴァンス(Faith Evans)のツアーにも参加し、裏方として支えた。

しかし、流行とは終わるもの。チャッキーの名前も00年代から見かけなくなった…。と思っていたが、2007年にライオネル・リッチー(Lionel Richie)とクリスマス・アルバムに参加。更に2008年にはメアリー・J.ブライジ(Mary J.Blige)のツアーにジェイ・Z(Jay-Z)とともに参加。現役であることの存在感を示した。現在は、トゥループの、スティーヴ・ラッセル(Steve Russell)と活動をしているようだ。

(2006.12.21/2014.10.26)

Discography

TOPへ