アーカンソー州マグノリア出身のデイモン・クーパー(Damon “D.Coop” Cooper)とテレル・クーパー(Trell “Blaze” Cooper)による兄弟デュオ。母親はシンガー。その影響で幼少期から教会でのどを鍛えていた。
地元のショウに出演。キャメオ(Cameo)やオハイオ・プレイヤーズ(Ohio Players)と同じステージを踏んだということだから、地元ではそこそこ知られている存在だったのだろう。
デトロイトに居を移した二人は、自主レーベルを設立。2007年『Truth,Lies & Relations』をリリース。インディ発ながら、そのエモーショナルな歌声が話題を呼び、翌2008年には日本盤もリリース(しかも日本盤はオリジナル・ジャケット)された。テキサス州グランドプレーリーに転居し、2009年にセカンド『Showroom Floor』を発表。これからの期待を背負った兄弟であることは間違いない。
しかし、そのデュオでの期待感とは別に、2012年にテレルがソロ作『Tokyo Lover(Tokyou No Koibito)』をリリース。これについては筆者未聴であるので一概には言えないだろうが、デュオでの新作を期待したい。
(2010.02.16/2015.05.17)