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LORENZO

Biography

本名:ロレンゾ・スミス(Lorenzo Smith)。1972年5月23日、ロサンゼルス(Los Angels,CA)生まれ、フロリダ州ハヴァナ(Havana,FL)育ち。同州最大の都市であるジャクソンヴィル(Jacksonville)から西へ200kmほどの場所にタラハシー(Tallahassee)という都市があり、さらに北西に進んだところにあるのがハヴァナなのだが、この界隈でレコード契約を交わした最初の人物である(らしい)。 高校生の頃はアメリカン・フットボールに夢中で、トップコーナーバックの選手として有望だったようである。鍛えられた体は、その頃が基礎になっているに違いない。

18歳にしてアルファ・インターナショナル(Alpha International)と契約し、1990年にアルバム『Let Me Show You』をリリース。ティーンエイジャーとは思えない渋い歌声が話題となった。また名曲「Tic Tok」はシングルとなり、R&Bチャート41位を記録した。
 20歳になり、1stの楽曲を半分含んだ2nd『Lorenzo』を再デビュー盤いえる体でリリース。ニュージャックのブームに乗り、シングル「Real Love」は、R&Bチャート6位のヒットとなった。

その後、どうやらレコード会社ともめたようだが詳細は不明。2ndアルバムで尽力したフィッツジェラルド・スコット(Fitzgerald Scott,Sr.)の人脈だろうが、キース・スウェット(Keith Sweat)がプロデュースをするというアナウンスがありながらも、なかなか3rdがリリースされなかった。
 ようやく具体化したのは、フロリダのエロおじさんことルーサー・キャンベル(Luther Campbell)ルーク・レコード(Luke Records)だった。ルークのところらしいエロさ加減が増した3rd『Love On My Mind』がリリースされた[*1]のは、1995年のことだった。

この3枚を残して、リリースは途絶えたわけだが、現在もWebサイトやfacebook、Instagramまで確認することが出来る。地元で活動を続けているようである。

(2021.04.09)

[*1]とはいえ、キースがプロデュースしたのは1曲のみ。ただし、コーラスまでしっかりと参加してくれている。

Discography

lorenzo1st

『Let Me Show You』

(1990)

『Lorenzo』

(1992)

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