ロドニー・ジャーキンス(Rodney Jerkins)が引き続きシーンを引っ張る。やはりアトランタという地が90年代において最も重要な都市ということを再認識させられる。
そして、プロデュース・ワークとしては、まだ無名であったシェイクスピア(Kevin “She’kspere” Briggs)が、デスチャ(Destiny’s Child)の2nd『Writings On The Wall』を手がけ、TLCの「No Scrubs」で出世した。ロドニーの他、ベイビーフェイス(Babyface)、ジャム&ルイス(Jimmy Jam & Terry Lewis)といった面々がそろっている中で、大きな存在感を示した。
そんな中、あえて新鋭のプロデューサーを起用せず、ベイビーフェイス、ジャム&ルイスという、流行よりも質を求めた作品で勝負したメアリー・J.ブライジ(Mary J.Blige)はさすが。クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウルでありながら、歌にも力点を置くことのできるシンガーでもあることを立証した。
(2005.11.25)
-1999年にリリースされた作品-
/ Ⅲ FRUM THA SOUL
/ CODE 3
/ KEVON EDMONDS
/ PROFYLE
/ REEL TIGHT
/ MEN OF VIZION

『Ghetto Hymns』
/ DAVE HOLLISTER
/ LE JIT

『Personal Conversation』
/ CASE

『Love In Stereo』
/ RAHSAAN PATTERSON

『A Day In The Life』
/ ERIC BENET

『Fainally』
/ BLACKSTREET

『No Time Like The Future』
/ INCOGNITO

『Get It On...Tonite』
/ MONTELL JORDAN

『Cookie
Anthropological
Mixtape』
/ Me'SHELL NDEGEOCELLO

『Thank You』
/ ROME2000

『Tevin Campbell』
/ TEVIN CAMPBELL

『Tonight』
/ SILK
/ MINT CONDITION

『Love Struggle & Progress』
/ MEN AT LARGE

『Give You Everything』
/ TROI
/ 3-2 DA LEF
/ MARC DORSEY