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DOUBLE ACTION THEATRE

Biography

ロサンゼルス出身の4人組。バンド名を含めて遡ると少々ややこしい…。

日本では有名なマスターズ・オブ・ファンク(Masters Of Funk)のフィーチャリング・ヴォーカリストとして参加したロビー・ダンジー(Robbie Danzie)は、80年代にクリストール(Krystol)という女性トリオに籍を置いていた。そのメンバーであったティナ・スコット(Tina Scott)が、グループのプロデューサーであったレオン・シルヴァーズ(Leon Frank Sylvers Ⅲ)に、弟であるダリック(Darrick “Mello Mackin "D"” Scott)とその仲間であるヴォーカリスト、ローレンス(Lawrence“Mr. Stretch” Bowen)を紹介する。レオンは彼らのプロデュースを引き受け、85年にメロウ・マッキン・D&ミスター・ストレッチ(Mello Mackin "D"” &Mr. Stretch)として「Back To School」[*1]でデビューさせた。

87年にダリックは、ロバート・ゴインス(Robert A Goins)と邂逅。ロバートから妹(姉?)のミシェル(Michelle Goins)を紹介され、意気投合。さらにラッパーのダリル・ストークス(Darryl “OG "D"”Stokes )とDJのキービィ(Kirby "King Tut"Lofton)を加え、そのグループをダブル・アクション(Double Action)と名乗った。

しかし、ダブル・アクションはすぐに解散。ロバートとレオンはグループの立て直しを図るため、ダイナスティ(Dynasty)などを手掛けていたイザイアス・ガンボア(Isaias Gamboa)に相談。彼自身をメンバーに加えたプロジェクトが動き出す。そののち、プロデューサーであったD・ラヴァンス(D La'Vance)が、クラブリル(Crabrill C Williams)バーナード(DJ Cleon"Bookquarm" Bernard)を加入させ、4人組となった。これがダブル・アクション・シアターのメンバーである。

92年シングル「Something Special」、セルフタイトルのアルバムをリリース。ファンク色の強いものからバラードまでそつなくこなしている。

グループは1枚で解散。もともと裏方として働いていたガンボアはその仕事に戻り、テンプテーションズ(The Temptations)の『For Lovers Only』『Phenix Rising』に参加している。[*2]

(2020.3.23)

 

[1]YouTubeで楽曲を確認したのだが…。チープなトラックにライムがのって…。うーん。
[2]その後も精力的に活動。牧師である彼は、、映像の分野にも展開。しかし、訴訟などに巻き込まれていた様子。音楽的な活動はあまり見えてこなかった。

Discography

『Double Action

    Theatre』(1992)

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