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JESSE POWELL

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Biography

1971年インディアナ州ゲイリー(Gary,IN)生まれ。ジャクソン5(Jackson5)と同郷である。母親でありミュージシャンであるエメラルド・ジェイド(Emerald Jade)[*1]と弟妹たちとで、シアー・ジョイ(Sheer Joy)というグループを結成し、活動をしていた。ここでいう妹とは、あのトリナ&タマラ(Trina&Tamara)。実の兄妹なのである。

93年にLAに移住。その途中のカンザスシティで、その後のキャリアを共にすることになるカール・ローランド(Carl Roland)と出会う。以降、2人でのキャリアをスタート。イマチュア(Immature)などに曲を提供する。のち、ルイル・サイラスJr.(Louil Silas,Jr.)[*2]にショウケースで歌っているところを見初められ、MCA傘下であった彼のレコード会社、サイラス・レコードと契約するに至った。

96年にセルフ・タイトルのアルバムでデビュー。ダリル・シモンズ(Daryl Simmons)ゴードン・チェンバース(Gordon Chambers)レイニー・ステュアート(Laney Stewart)らを起用しながら、どちらかといえばヒップ・ホップ・ソウル的な作品をリリースした。ブレイクしたのは2ndからのシングル「You」(1stからの再収録曲)。R&Bチャート2位を記録し、アルバム自体もゴールド・ディスクになる。この楽曲が、ジェシとカールの共作であるところに、彼らのアーティスト力を感じることができる。

01年の3rdでは、デイモン・トーマス(Damon Thomas)シェップ・クロフォード(Shep Crawford)ティム&ボブ(Tim Kelley & Bob Robinson)ら、またしても新しいプロデューサを起用したことが話題になった。

そしてレコード会社を移籍した4thで、デバージ(DeBarge)の「I Like It」、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の「Can't Help It」というわかりやすいカヴァーを収録。ヴォーカリストとしての自信がこの楽曲を歌わせるのだろう。しかし、内容とは裏腹に売り上げは伸びず、結局最終作となってしまった。

その後、妹たちとテレビ番組制作会社設立のニュースもあったが具体的なことは不明。メディアからは遠ざかってしまった。22年9月に51歳という若さで逝去。妹タマラが訃報を投稿したが、死因などは公表されていない。

(2006.02.05/2026.02.23)

[*1]夫のクレイグ・モンローと、ラスベガスのブリーズ・レコード(Breeze Records)を立ち上げ、自身も2004年にはアルバム『A New Classic』をリリースしている。07年のABMAアワード「最優秀女性ジャズ・ボーカリスト」と、ラスベガスで開催された08年の「最優秀女性ネオソウル・アーティスト」にノミネートされたという。長年にわたり世界中の5つ星ホテルでパフォーマンスを披露してきたようである。また、エメラルド・ジェイド・タレント(Emerald Jade Talent):アカデミー・オブ・ザ・スターズも夫婦で立ち上げ、アーティストの育成を行っていたようである。
[*2]MCAのブラック部門を立ち上げ、ニュー・エディション(New Edition)やぺブルス(Pebbles)のA&Rを勤め、92年にサイラス・レコード(Silas Records)を設立。シャンテ・ムーア(Chante Moore)などを輩出し、99年にラ・フェイス(LaFace)の幹部に。01年に44歳で逝去。

Discography

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『Jesse Powell』

(1996)

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『'Bout It』

(1998)

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『J.P.』

(2001)

『Jesse』

(2003)

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