ニーヨ(Ne-yo)の登場である。彼の登場は、シーンの男性陣に元気を与えた。そして、メロディーの復権。誰もが“So Sick”な状態になり、ヒップホップに押されるR&Bに待ったをかけた。他にも独特の世界観をもったジョン・レジェンド(John Legend)や、渋声で歌う実力派アンソニー・ハミルトン(Anthony Hamilton)が新作を発表し、“男声”ファンを喜ばせた。
一方、女性陣はビヨンセ(Beyoncé)やリアーナ(Rihanna)が昨年に引き続きヒット。歌声のほかにルックスでも魅せてくれた。
また、個人的に最大のトピックスとなってしまったのは、ジェラルド・リヴァート(Gerald Levert)の早すぎる死去(11/10:享年40歳)。もうあの世界の新しい扉を叩けないのは残念でならない。また、リンデン・デイヴィッド・ホール(Lynden David Hall)という若い才能も(2/14)、そして年末には大御所ジェイムス・ブラウン(James Brown)(12/25)も逝去。R&Bシーンは最大級の財産を失った。
(2008.12.21)
-2006年にリリースされた作品-
『Baby Makin' Music』
/ THE ISLEY BROTHERS
feat.RONALD ISLEY
/ JAHEIM
/ AVANT

『In My Own Words』
/ NE-YO

『Left Of Center』
/ JAVIER

『Transitions』
/ FREDDIE JACKSON

『Live From The 9:30 Club』
/ MINT CONDITION

『Journey Of The Gemini』
/ DONELL JONES

『Jagged Edge』
/ JAGGED EDGE

『Hymns From The Heart Vol. 1』
/ JESSE

『Grown Man』
/ SMUV

『The Article 3 EP』
/ Me'SHELL NDEGEOCELLO

『Chemistry』
/ METRONE

『The Remedy』
/ BOYZ Ⅱ MEN

『Forever -Timeless
R&B Classics-』
/ GLENN JONES

『The Book of David:
Vol.1 The Transition』
/ DAVE HOLLISTER

『Retro Blackness』
/ GARY TAYLOR
『Where There's A Will,
There's A Way』
/ AMAR KHALIL
/ DEEP3

『Freelance』
/ ZO!

『The Triflin' Family“Trife Life” 』
/ ORAN JUICE JONES