本名:サムソン・アレクサンダー・ローガン(Samson Alexander Logan)。1974年生まれ、ニューヨーク州バッファロー在住。父親が牧師だったことから、幼い頃からゴスペルを歌っていたようだ。
1991年にポーラ・アブドゥル(Paula Abdul)の来日公演に同行したり、ゴスペルシンガーとして、シャーリー・シーザー(Shirley Caesar)のツアーに長年同行したり、ミュージカルでも絶賛され…とR&Bの世界にたどり着くまでにいろいろな経験を積んできたようだ。
ようやくアーティストらしい仕事となったのは2000年。偶然スタジオで知り合ったというジョデシィ(Jodeci)のデヴァンテ(Donald “DeVante” Swing)のソロ・アルバム『Devante's Private Collection』にリード・シンガーとして参加した。しかし、これはデヴァンテの契約等の問題でお蔵入りしてしまう。
ようやく表舞台に登場したのは、2001年の映画『What's The Worst That Could Happen?』のサントラにて。サム・ローガン(Sam Logan)名義でメイズ(MAZE featuring Frankie Beverly)のカヴァ「Happy feelin's」を披露した。
2004年にソロ作品『Atmosphere』を発表。インディからのリリースだったが、当時日本のR&Bファンたちの間で話題の一枚となった。すぐにもメジャー契約し、アルバムを発表の予定だったが…。FACEBOOKを利用しているから、まだ活動は続けている模様。お蔵入りしただろうアルバムを届けて欲しいものだ。
(2011.04.02)