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GUY

guy

Biography

いわずと知れた、ニュー・ジャック・スウィングというムーブメントを生み出したテディー・ライリー(Teddy Riley)が率いるグループ。

テディーは、66年ニューヨークはハーレム生まれ。4歳の時にピアノをプレイし、6歳になるまでに、ドラム、ギター、サックスにチャレンジし、結局キーボードという楽器を選んだ。そんな生まれながらにして音楽に目覚めていた彼は85年、ラッパーのダグ・E・フレッシュ(Doug E. Fresh)の「The Show」を手がけ、ブラック・チャート4位に押し上げる。これをきっかけにプロデュース業、また自分のバンド、メン・アット・ワーク(Men At Work)などの活動を忙しくしていく。

そしてプロデュースを手がけた、ジョニー・ケンプ(Johnny Kemp)「Just Got Paid」のヒット、キース・スウェット(Keith Sweat)のデビューなどに関わりながら、ティミー・ギャトリング(Timmy Gatling=リリース前に脱退)、アーロン・ホール(Aaron Hall=64年生。ブルックリン出身)とガイ(Guy)として登場。シーンに多大な影響(様々なアーティストがこのビートを多様した)を与え、1st『Guy』からは実に6曲がシングル・カットされ、アルバムも70週チャートに居座った。

アーロンの弟、ダミオン・ホール(Damion Hall=68年生)をメンバーに迎え(1stリリース直前)、順調に2nd『Guy...The Future』をリリース。R&Bアルバムチャートを3週連続制した。

順調だったグループも、アーロン曰く、「当時は大人になりきれてなかった分、衝突がおこった」と3rd『Ⅲ』リリース時に振り返っているが、そんな事情から活動を凍結。ホール兄弟はソロ活動を、テディーはブラックストリート(Blackstreet)でのグループ活動に入る。

99年に活動を再開し、00年には3rd『Ⅲ』を発表。ガイとしてのアルバムに、昔からのファンは喜んだ。すぐに、次のアルバムにとりかかり、21世紀のアルバムはすごいものになるとテディーが語っていたが、それは届かず仕舞。さて、次は!?

(2005.12.19)

Discography

『Guy』

(1988)

guy-the_future

『Guy...The Future』

(1991)

guy-3

『Ⅲ』

(2000)

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