『Thinking Of You』(2002.11.16)

－Nice’n Slow vol.12－

熱く歌う男から、繊細な男まで

一度聴いてとりこになった②「I Wish / カール・トーマス(Carl Thomas)」。マイク・シティ(Mike City)の最高傑作と言っても過言ではない(デイヴ・ホリスター(Dave Hollister)の「One Woman Man」との双璧だと個人的には考えている)。ようやくアルバムを手に入れて、さっそくこのvol.12を作った。

中古盤を探しまくったメン・アット・ラージ(Men At Large)の⑤「Don't Cry」。この曲は、プロデューサーのキース・スウェット(Keith Sweat)とのからみが聴くことができる。結局、HMVのネットストアで手に入れたなぁ～。

会社の後輩から借りたフィル・コリンズ(Phil Collins)のカヴァー集。それに収録の⑦「Can'ｔ Turn Back The Years」でのジョー(Joe Thomas)はエロい!!しっかりとソウルしてくれている。

アレサ(Aretha Franklin)の声も力強い⑪「Don't Waste Your Time / メアリー J.ブライジ(Mary J.Blige)」も深いし…。アコギの音がせつな過ぎる、⑭「Thinking Of You / L.V.」、そしてラストのモンテル・ジョーダン(Montell Jordan)らしさ爆裂のナヨナヨ・バラード⑮「What's On Tonight」。この音の湿度は彼ならでは。そしてその男の弱さ的な部分は共感します。

(2005.12.01)