6月。マイケル(Michael Jackson)の死という衝撃的なニュースが駆けぬけた。それまで音楽以外のニュースが先行して、なかなか思い通りの活動ができていなかったマイケルが、ようやく復活の狼煙をあげた『This Is It』ロンドン公演。このような形で届けられるとは…。その追悼の雰囲気が年末、いや年が明けても続いた。
シーンは、昨年から続くトリッキー&ザ・ドリーム(Tricky Stewart & The Dream)株が安定的に高値。メロディがきれいなものが好まれた。また、マックスウェル(Maxwell)が復活!いきなり「Peitty Wings」でグラミーを受賞する。誰もが待ち望んだ形での復活劇であった。
また、今までにトリビュートが出ていなかった方が不思議なくらいのメイズ(Maze featuring Frankie beverly)。現在を自分の力で歩んでいるアーティストが揃った豪華な1枚となった。全米でのメイズ人気を象徴したような顔ぶれが、逆にここ日本での認知不足を映し出した気がした…。
(2010.02.20)
-2009年にリリースされた作品-
『BLACKsummer'snight』
/ MAXWELL
『Untitled』
/ R.KELLY
『Who Knew』
/ KEVON EDMONDS
/ DARIEN
/ CASE
『Showroom Floor』
/ COOP DEVILLE
『Tug Of War』
/ BIG BUB
『Covers Collection vol.1』
/ AHMIR
『Chapter Ⅳ: Labor Pains』
/ SYLEENA JOHNSON
『Devil's Halo』
/ Me'SHELL NDEGEOCELLO
『Sessions: A Musical
Compilation of Songs』
/ JESSE
『Love And Life』
/ RATED R
『Inexorrable』
/ DAVID VARITY
『Overdue Process』
/ ZO! AND ASYLUM7
『The Triflin' Family
“Fruits Of The Game”
』
/ ORAN JUICE JONES