サウス・キャロライナ州ロックヒル出身。1991年にメルヴィン・バクスター(Melvin Baxter)、テヴリン・ウィリアムソン(Tevlin “Bo” Williamson)、マーロン・デイヴィス(Marlon Davis)の3人が地元クラブで活動をスタートさせる。翌年、アル・ボイド(Al Boyd)、ドナルド・メイズ(Donald “Donnie” Mayes)が加わり、5人組のN-フェイス(N-Phase)が誕生する。教会を中心に活動。デモテープも作成してチャンスをうかがっていたようだ。地元以外でのチャンスを手に入れ、アトランタでのショーに出場するために渡航するも、中止になってしまい、ショッピング・モールで歌わなければならなくなったりと、なかなか地味な下積みを経験する。
1993年3月にワシントンD.C.にて、マネージャーのバーナード・ブルックス(Bernard Brooks)との邂逅を果たす。彼の前でハーモニーを聴かせ、その実力を理解してもらう。バーナードはデモテープを作らせ、地元ラジオ局にアピールしていく。その成果として「Ooo Yeah」がラジオから話題となり、デモテープが届いていたマヴェリック(Maverick)と契約することになる。
デビュー作にはR.ケリー(R.Kelly)大先生が参加!「Spend The Night」は、彼が作ったスロウ・ジャムのなかでも珠玉の完成度を誇る。そのつながりもあり、R.ケリーのライヴの前座もつとめたりした。
(2008.09.23)