ニュー・ジャック・スウィングの衰退後、ダンスシーンは停滞期であった。しかし、この年あたりから、無機質なチキチキ・ビートが流行りだす。ティンバランド(Timbaland)が産み出したこのビートは、瞬く間に全米に広がった。ジャーメイン・デュプリ(Jermaine Dupri)はアシャー(Usher)と組み、「You Make Me Wanna…」が大ヒット。ジャネット・ジャクソン(Janet Jackson)もすばやく対応し、『The Velvet Rope』を発表し、時代に順応。健在振りをアピールした。
一方、ソウル系のアーティストでは、ラサーン・パターソン(Rahsaan Patterson)やエリカ・バドゥ(Erykah Badu)、ローム(Rome)がデビュー。ジョー(Joe Thomas)は2nd『All That I Am』を発表。さらにスーパー・グループとベタに呼んでしまいたいLSGがアルバムを発表し、話題をとなった。
(2005.11.25)
-1997年にリリースされた作品-
/ LSG
/ JOE
/ RAHSAAN PATTERSON
『Funky,Sexual,Freaky
& On The Real』
/ U-MYND
/ ROME
/ LEVERT
/ MIKKI BLEU
/ LE JIT
/FRANKIE
/ GOODFELLAZ
/ MARIO WINANS
/ SAM SALTER
『Ladies Edition,
Woman's World』
/ H-TOWN
『MTV Unplugged』
/ BABYFACE
『Love You To Tears』
/ THE O'JAYS
『Release Some Tension』
/ SWV
『Cool Relax』
/ JON B
『Still Crimbing』
/ BROWNSTONE
『Evolution』
/ BOYZ Ⅱ MEN
『Timeless』
/ BIG BUB
『A Jagged Era』
/ JAGGED EDGE
『Rude As Ever』
/ RUDE BOYS
『I Am L.V.』
/ L.V.
/ ZHANÉ
『Vintage』
/ VINTAGE feat.CHAZZ
『Double Exposure』
/ DAZZ BAND
『Cold Sweat Again』
/ FAZE
/ ORAN JUICE JONES