2人合わせて300kg超!まさしく巨漢のオトコふたり。それがクリーヴランド出身のデヴィット・L・トリヴァー(David L.Tollive)&ジェイソン・L・チャンピオン(Jason L.Champion)によるデュオ、メン・アット・ラージ(Men At Large)だ。
クリーヴランド出身というからには、やはりジェラルド・リヴァート(Gerald Levert)が黙ってはいない。トレヴェル・プロダクションの全面バックアップを受けてデビューした。ジェラルドによる第2弾シングル「Use Me」はレヴァート印のニュー・ジャック!R&Bチャート9位に入り込む。そのアップと対極にあるスロウ「So Alone」はビルボード・HOT100で31位、R&Bチャートでも5位と大健闘した。
1994年にはまたまたトレヴェル・プロダクションのもと、2nd『One Size Fits All』をリリース。ハッピーなミディアム「Let's Talk About It」(筆者のお気に入り!)がR&Bチャート16位に食い込み、健在振りをアピールした。
その後、ジェイソンが脱退し、エドガー・ポーター(Edgar Porter)の加入がありながら、5年のブランクを経て、インディより3rd『Love Struggle & Progress』をリリース。ジャケのセンスにはガッカリ(インディだからの低予算が原因!?)だが、中身はしっかりしている。
インディ・ソウルもしっかり流通するようになった2007に4th『Back On Top』を突如リリース。もうてっきり解散したものだと決め付けていた筆者にはうれしい出来事だった。その内容も申し分なく、アップデートされた彼らが存在した。
(2008.03.23)