ビヨンセ(Beyoncé)が主演した映画『ドリームガールズ』(Dream Girls)。シュプリームス(The Supremes)とデスチャ(Destiny’s Child)が重なってしまうことも多かったわけだが、どちらも全米で人気の国民的グループであったのは間違いない。この映画の勢い、そしてアリシア・キーズ(Alicia Keys)のアルバムリリースと、女性陣の勢いは目立った。
男性陣では、変わらずにR氏(R.Kelly)がコンスタントにアルバムをリリース。しかし、筆者としてはヒップホップ色が強すぎて……。また、ニーヨ(Ne-Yo)の2nd『Because Of You』もリリースされたが、なんだかポップすぎて……。個人的には、ジェラルド・リヴァート(Gerald Levert)を失った後、少々その悲しみを引きづったような気がした。その中で光が差し込んだのは、ジェラルドの弟子であるメン・アット・ラージ(Men At Large)が復活作が届いたことであった。また、タンク(Tank)もジャケットに写ったままの、内容の濃い作品をリリースしてくれた。
(2008.12.24)
-2007年にリリースされた作品-
『Something To Talk About』
/ GERALD LEVERT &
EDDIE LEVERT Sir
/ GERALD LEVERT
『Sex,Love&Pain』
/ TANK
/ AHMIR
『Back On Top』
/ MEN AT LARGE
『So Much Better』
/ CARL THOMAS
『Luvanmusiq』
/ MUSIQ SOULCHILD
『Baby Makin' Project』
/ JAGGED EDGE
『Playlist』
/ BABYFACE
『The Makings Of A Man』
/ JAHEIM
『Hitsville USA』
/ BOYZ Ⅱ MEN
『The World Has Made Me
The Man of My Dreams』
/ Me’SHELL NDEGEOCELLO
『Instant Play』
/ METHRONE
『Invincible』
/ CHRIS JASPER
/ COOP DEVILLE
『Sway Wit It』
/ DEEP3
/ DEVANTÉ
『Southern Comfort』
/ ANTHONY HAMILTON
/ ERIC IDOHL
/ D'MAESTRO
/ POOKIE LANE