シカゴ出身。ウィリアム・ラーキン(William “Big Will” Larkin)、 ジャーメイン・スコット(Jermaine Scott)、マーカス・ミラー(Marcus Miller)、アンソニー・フレデリック(Anthony Fredrick)、ガーヴィン・ヘンダーソン(Garvin T.Henderson)によるクインテット。ジャム&ルイス(Jimmy Jam & Terry Lewis)も参加したらしい、地元のミュージック・セミナーで、ベスト・ヴォーカル・グループに選出された。それをきっかけに、ルーサー・キャンベル(Luther Cambell)が立ち上げたルーク・レコード(Luke Records)より、H-タウン(H-Town)の弟分として、アルバム『Prove My Love』でデビュー。1stシングルとなった、スタイリスティックス(The Stylistics)のカヴァ「Stop,Look & Listen(To Your Heart)」の濃厚な歌声に酔いしれた。
その後、2人が脱退[1]。インディ発(ルーク関係のLil'Joe Records)ながらも、2nd『Freaky,Sexual,Freaky & On The Real』をリリース。3人になり、パワーダウンも憂慮されたものの、なかなかの充実作を届けてくれた。「Your Only Lover」がシングルカットされた。
2006年、突如リード・ヴォーカルだったビッグ・ウィルがアルバム『Ghetto Soul』をリリース。こちらもインディながら、健在ぶりをアピール。グループとしての作品を期待したい。
[1]写真かウィリアムとジャーメインが残っていることは確認できるが、あとひとりが…。ご存知の方いらっしゃいましたら、教えてください。
(2010.03.06)