オハイオ州クリーヴランド発のカルテット。ジェラルド・リヴァート(Gerald Levert)が仕立てた初のガールズ・グループである。メンバーは、ニーナ・クレク(Nina “Lornaya” Creque)、レーション・スカイズ(LeShawn “Monioue” Skyes)、マーヴェラス・マイルス(Marvelous “Raye” Miles)、ラディオン・カークランド(Ra-Deon “Latrice” Kirkland)の4人。ちなみに、ニーナの父は地元では有名なジャズ・ピアニストであったニール・クレク(Neal Creque)である。
1993年にグループ唯一となるセルフ・タイトルのアルバムをリリース。シングル「Do Da What」は、R&B チャート38位、ビルボードチャートは74位に終わっている。
グループはこの1枚のみを残して解散。ニーナは、ヒップホップ勢の8ボール&MJG(8Ball & NJG)らの客演をこなし、地元でも歌っていた模様。その後病気になり、長い闘病生活を送った末、2019年2月に死去。クリーヴランドでは追悼式が開催されたことから、地元では有名だったのであろう。また、マーヴェラスはテレビ番組のプロデューサーとして活躍しているようである。
(2021.04.06)