前年上陸した2ステップのブームが本物であったと実感。ブラック界にとどまることなく、ポップ・フィールドまでも影響を与えるほどの勢いであった。
歌物のほうは、アリシア・キーズ(Alicia Keys)がデビュー。結果、グラミー5冠達成。また、インディア・アリー(India Arie)もデビューし、女性陣が活気づいた。しかしながら、8月にはアリーヤ(Aaliyah)が飛行機事故で死去。若き才能を失った。
一方、男性陣は、ミュージック・ソウルチャイルド(Musiq Soulchild)が話題となり、フィリー・サウンド、ネオ・ソウルがしっかりと根付いてきた印象を与えてくれた。また、世間では過去の作品に対して、再評価の動きが。この時期に、アイズレーズ(The Isley Brothers feat.R.Isley)や、オージェイズ(The O’Jays)といったレジェンドたちの新譜も生まれ、サンプリング世代の人々からも注目された。
(2005.11.25)
-2001年にリリースされた作品-
/ GERALD LEVERT
『Better Days』
/ JOE
『Face 2 Face』
/ BABYFACE
『Now』
/ MAXWELL
『2000 Watts』
/ TYRESE
/ SILK
/METHRONE
/ JON B
『Life,Stranger Than Fiction』
/ INCOGNITO
『For The Love』
/ THE O'JAYS
『JP』
/ JESSE POWELL
『To The Highest』
/ ROME
『Open Letter』
/ CASE
『Jagged Little Thrill』
/ JAGGED EDGE
『Ghetto Love』
/ JAHEIM
『Faithful and True』
/ CHRIS JASPER
『Chapter Ⅰ: Love, Pain
& Forgiveness』
/ SYLEENA JOHNSON
/ ATHENA CAGE
/ Omari Shabazz
『Under The Nightlight』
/ GARY TAYLOR
『Not Tonight』
/ CHAZZ MAC
/ DAZZ BAND
『3-2 Da Lef』
/ 3-2 DA LEF
/ MAURICE J.
/ JERSEY AVE.