20世紀最後のスーパーグループ。“L”ことジェラルド・リヴァート(Gerald Levert)、“S”ことキース・スウェット(Keith Sweat)、“G”ことジョニー・ギル(Johnny Gill)という、エロ御三家と言える3人が結集。各人のプロフィールは、それぞれのソロの項で確認いただきたいが、それにしてもよくぞこの3人が集まってくれた。
97年、キース・スウェットの発案でグループ結成。それぞれが大成功を収めている中で、
「現在の音楽シーンは、協力ということよりも対立することのほうが多い。前向きな結束を示したかった」
という大人なキースの発言。さすがエロ大臣である。結局、ファーストアルバムは、ミリオンセラー(当たり前ですかね)に輝いている。
しかし、こういったプロジェクトっていうのは一過性のもの。刹那的で、アルバム1枚で終わりなんだろうと思っていたら、ナント2ndの発売。3人の本気度が伝わってくる。
こうなると3rdへの期待も膨らんだのだが、06年、ジェラルドが突然の死去。このトライアングルの新譜を聴くことは叶わなくなってしまった。
(2005.11.28/2015.01.02)