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AVANT

Biography

オハイオ州クリーヴランド出身。いったいこの地は幾人の才を輩出するのだろうか…。6人兄弟の末っ子として育てられた彼に影響を与えたのは、ミュージシャンであった叔父だった。叔父のステージを目の当たりにし、音楽の道を志したのはわずか5歳だった。

14歳で自作の曲を書き始め、クリーヴランド・スクール・オブ・アーツに進学してからは無数のショウで優勝。但し、これがデビューには繋がらなかった。

学校を卒業後、工場で働きながら時間をみつけてはスタジオに入り、デモテープ作りに励んでいた。そのなかから「Separated」をインディ・リリース。これがNBAを引退したばかりで、音楽事業を仕掛けようとしていたマジック・ジョンソン(Earvin “Magic” Johnson.Jr)の耳にとまり、ようやくデビューが決まる。この出会いによって地元ではなくシカゴからヒットが発生。1st『My Thoughts』は100万枚のセールスを記録した。彼をシカゴ出身と疑ってもしかたのないことだ。

2nd『Ecstasy』以降、R.ケリー(R.Kelly)と比較(これまたシカゴ出身と誤解されそうなネタ)され続けていくわけだが、本人はそれを光栄に受け取っている様子(もともと本人もR氏のファン)。コンスタントに作品をリリースしていくうちに、アヴァーント(Avant)という個性も産まれているようだ。

3rd『Private Room』までほとんどの曲を共作プロデュースをしていたのはゴスペル畑だったスティーヴ・ハフ(Steve Huff)。アヴァーントのヒットにより、キキ・ワイアット(Keke Wyatt)をはじめ、様々なアーティストに楽曲を提供している。

5th『Avant』よりMCA~ゲフィンを離れ、キャピトルへ移籍。ハフの名前も消え、進化しつつも伝統を守っている。R&Bアーティストには世知辛い世界で歌い続けられる力はホンモノである。

(2010.04.27)

Discography

sepalated

『My Thoughts』

(2000)

the_covers_collection_vol1.jpg

『Ecstasy』

(2002)

the_covers_collection_vol2.jpg

『Private Room』

(2003)

avant-director
avant

『Avant』

(2008)

avant

『The Letter』

(2010)

avant

『Face The Music』

(2013)

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