ヒップホップ・ソウルのフォロワーは現れつつあった。まずは男性グループ、イントロ(Intro)やDRSが登場する。女性のフォロワーが多く登場するのは翌年まで待たなければならなかった。
それに対抗すべく、ラフェイス(LaFace)ではトニ・ブラクストン(Toni Braxton)をデビューさせる。ブームに乗せる形でなく、あくまで歌を聴かせるオーソドックスなスタイルだった。また、エクスケイプ(Xscape)がデビューし、前年デビューのTLC、SWVらも含めて、女性ヴォーカル・グループの基礎が固められた年でもある。
他には、トニー・トニー・トニー(Tony Toni Toné)の『Sons Of Soul』やベイビーフェイス(Babyface)の『For The Cool In You』がリリースされる。生音のグルーヴ感を前面に押し出す。3年後に訪れるニュー・クラシック・ソウルの先駆けとなった。
(2005.11.25)
-1993年にリリースされた作品-
/ MAZE feat. FRANKIE BEVERLY
/ TONY TONI TONE
/ BABYFACE
『Everything』
/ JOE
/ THE REAL SEDUCTION
/ MOTIF
/ RIFF
『Provocative』
/ JOHNNY GILL
『Positivity』
/ INCOGNITO
『Diary Of A Mad Band』
/ JODECI
『Heartbreaker』
/ THE O’JAYS
/ LEVERT
『I’m Ready』
/ TEVIN CAMPBELL
『You Make It Easy』
/ KEITH WASHINGTON
/ MINT CONDITION
『What Cha Missin’』
/ Ⅲ FRUM THA SOUL
『Prove My Love』
/ U-MYND
『Fever For Da Flavor』
/ H-TOWN
『Plantation Lullabies』
/ Me'SHELL NDEGEOCELLO
『Ⅱ D Extreme』
/ Ⅱ D EXTREME
『Hummin’ Comin’ At ’Cha』
/ XSCAPE
『Christmas Interpretations』
/ BOYZ Ⅱ MEN
/ VESTA WILLIAMS
『Love In A Serious Way』
/ RODNEY MANNSFIELD
/ YT STYLE
『Square One』
/ GARY TAYLOR
/ MIKKI BLEU
/ 1 OF THE GIRLS