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RODNEY MANNSFIELD

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Biography

フィラデルフィアで生まれ、現在もフィラデルフィアで活動する熱きソロアーティストである。

幼少期から“フィラデルフィア・ボーイズ・クワイア”という聖歌隊に所属。8歳の頃からトランペット奏者として地元のバンドに参加するようになる。

あるフォーピース・バンドに所属していた際のライブでの出来事。ヴォーカリストが歌えなくなり、仕方なく残りのメンバー3人で歌のパートを回すことに。その時のロドニーの歌声にマネージャーが、「トランペットをやめて、歌を歌ったほうが良い」と進言。ロドニーは拒否するのだが、すぐに後任のトランペット奏者が加入。ヴォーカリストへのキャリアが始まる。

大学でも声楽を学び、その後マイケル・J・パウエル(Micheal J. Powell)に見いだされ、デビュー。1993年にリリースされた1st『Love In A Serious Way』は、マイケルやギャリー・グレン(Garry Glenn)ゲイリー・テイラー(Gary Taylor)らの頷けるライター陣を背景に、ケヴィン・エヴァンス(Kevin Evans)が売り込むという、“如何にも”な布陣で制作。シングル「Wanna Make Luv 2 U」はR&B68位ながらも、アルバム自体の出来は各方面から評価が高い。
 同年の『ブルース&ソウル(Blues and Soul)』誌で男性最優秀新人を獲得。グラディス・ナイト(Gladys Knight)ウィル・ダウニング(Will Downing)H-タウン(H-Town)らとステージを共にした。

しかしながら、契約はこの1枚で切られてしまう。それを拾ったのが英国のエクスパンション(Expansion)。ゲイリー・テイラーの時もそうだったが、このあたりの音を逃さないのは流石である。
 2nd『Let's Get It On』は96年にリリース。1stのようにゲストは招かず、セルフ・プロデュースが多くを占めた。

その後、しばらく音沙汰がなかったが、2011年に3rd『A Long Rord Home』を配信でリリース。本人のSNS上で活動を伝えられていた。

現在もSNSやwebサイトは残っている。ライブ中心の活動を行っているようだ。

(2019.12.11)

[参考]『Black Music Review』No.179(1993.7)

Discography

love in a serious way

『Love In A Serious Way』

(1993)

lets get it on

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