コネチカット州ニューヘイヴン(New Haven,CT)出身。ラサーン・ラングリー(Rahsaan “Rascola” Langley)とクイントン・ラングリー(N'Namdi “Quinton” Langley)の兄弟と、従兄弟ののトロイ・フロスト(Troyz Frost)のトリオである。中心人物であるラサーンは、4歳のときにジョージ・ベンソン「Masquerade」を人前で歌って見せた。その頃からタレント・ショーに参加するようになったという。
音楽を生業としていくにあたっては、同郷であるトロイ・テイラー(Troy Taylor)との交流が決定的であった。まだニューヘイヴンに住んでいたトロイは、ショーマリ(Shomari)の3人にスタジオ使わせ、プロデュースとはなんたるかを教えたという[*1]。
アルバムデビューは92年。『Every Day Has A Sun』というニュージャックな作品をリリースしている。
その後、グループとしては、活動休止。しかし、ラサーンは活動を続け、テディ・ライリー(Teddy Riley)の下で裏方として活動。ジェラルド・リヴァート(Gerald Levert)やR.ケリー(R.Kelly)らのツアーにも参加している。2020年には、ショーマリとして、配信シングルをリリース。Spotifyで聴くことが可能である。
ラサーンは現在も、ラサーン・ラングリー・プロジェクト(Rahsaan Langley Project)として活動を継続中。インスタやフェイスブックなどの更新も確認することができる。
(2021.12.27)
[*1]92年というショーマリのアルバムリリース時期を鑑みると、トロイが参加していないのは謎。トロイとの交流はいつから始まったのかを知りたかったが、今回はわからなかった。